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台湾入国の現状と見通し(2/9時点)

2022年2月9日
入国情報
台湾入国の現状と見通し(2/9時点)

こんにちは、大新生殖中心です。

2月8日には台湾の中央感染症指揮センターは新たな発表を行いました。
オミクロン株の発見・流行から大きな発表は出されていませんでしたが、今回の発表はそれ以来の大きな内容となります。

今回、まだ一般旅行や医療を目的とした発表ではありませんでしたが、まずビジネス目的での入国に関する制限緩和となります。
今回最初の対象はビジネス目的となっておりますが、運用をしていく上で、段階的に医療をはじめとした他の入国目的での制限緩和へと続いていくものと期待されています。
なお現在は台湾に入国が可能となるのは、ビザ取得をした留学生、台湾の居留証をもつ方のみとなっていますが、その隔離期間が短縮される内容となっています。


発表内容(ビジネスビザが対象)

Step 1) 14日間→10日間の隔離滞在へ短縮(2月末以降を想定)
早ければ2月末以降のビジネスビザから対象とし、ワクチン接種完了者の入国後の隔離期間を、現在の14日間から10日間への短縮するものとしています。
隔離期間の10日間は7日間の隔離ホテル滞在、残りの3日間は自宅またはその他場所での滞在が想定されています。(残りの3日間は隔離滞在ではなく、経過観察等になる可能性もあります)
そしてさらに、5日間の隔離ホテル滞在、残り5日間を自宅またはその他滞在先での隔離滞在とすることも検討されています。

Step 2) 隔離滞在が3〜5日へ短縮することも検討。
10日間の隔離滞在での感染状況を確認した上で、さらに短縮し隔離ホテルでの滞在を3〜5日間にすることも検討していくとしています。


以下動画には日本語字幕はありませんが、2月8日の政府発表をまとめた報道内容となっています。


台湾のワクチン接種状況

現在のワクチン接種率(2/8時点)
・1回目接種完了:81.83%
・2回目接種完了:74.87%
・3回目接種完了:23.57%

台湾では2回目と3回目接種の期間を短縮化し、現在は3ヶ月以上空けることとしています。
中央感染症指揮センターは、3月には3回目接種完了が全人口の50%に達することを目指しており、特に65歳以上の高齢者や基礎疾患のある方の3回目接種を進めています。
特に、65歳以上高齢者300万人の3回目接種完了率が80〜90%に達し、人口全体でも40〜50%程度まで高まっていくと、社会全体としても負担が軽減されていくことと予測をしています。

今回はビジネスビザを対象とした発表ではありましたが、冒頭で申し上げたように、その上で医療や他の目的含めた入国への適用がされていくことも予想されています。
当院としても、引き続き情報を集めていきますので、お伝えできる新たな方針が発表され次第、お知らせしていきます。

台湾での治療を中断されているお客様、新規の治療を望み長くお待ちいただいているお客様にとって大変な時期が続いておりますが、当院としても一日でも早く皆さまにお越しいただけることを願い、準備を続けてまいります。
入国に関する情報はまた動きがあり次第、報告させていただきます。


当院での卵子提供や着床前診断などの治療を検討されている方は、お問合せフォームよりご連絡いただければと思います。


入国制限の解除時期はまだ先となることとは思いますが、これまでの治療歴等を入力いただくオンラインフォームをご用意しております。
ご入力内容を当院の医師、看護師らと確認をし、事前に日本で受けておくべき検査項目をお伝えいたします。

また、治療を受けられる場合の流れもお客様ごとに無料で作成しておりますので、この期間に少しずつ準備を進めていくことをお薦めします。
ご質問、ご相談ありましたら、日本語でお答えいたしますので、お気軽にご連絡いただければと思っております。

2022年2月9日 大新生殖中心 Dashin Reproductive Center

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