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治療の流れ

卵子提供

【来院1回目】準備 〜 来院

卵子提供を受けていただくには、計2回来院いただく必要があります。1回目はご夫婦揃って、2回目の来院では奥様のみも可能です。なお、1回目の来院後にドナーとのマッチングを行うため、1回目と2回目の間は通常3ヶ月程度となっています。

【1回目の来院前】
ご主人と奥様両方の血液検査、超音波検査、卵管造影検査等の結果を取得し、当院にお送りいただきます。卵子提供で妊娠できる可能性があるか、事前に確認をします。お客様と当院との間で連絡を取り合って日程調整等を行い、1回目の来院に備えます。
※年齢、過去の治療歴等によって検査項目が異なりますので、当院にご相談ください。まず専用の用紙をお送りします。

【滞在期間】
■子宮鏡検査を日本で受けている場合・・・所要日数:1日
■子宮鏡検査を大新で受ける場合・・・所要日数:2日

【持参いただくもの】

  1. ご夫婦のパスポート
  2. ご夫婦の印鑑
  3. ご夫婦の健康保険証 ※本人確認で必要となり、保険適用とはなりません。
  4. 戸籍謄本
  5. 婚姻認証 ※台北経済文化代表処に戸籍謄本を持参し、婚姻関係の認証を受けておきます。

【来院2回目】Aパターン(当院で直前検査を行う場合)

当院で直前検査を受ける場合:台湾滞在6〜8日間
(スマートフォンからは拡大してご覧ください)

卵子提供移植_Aパターン


<メリット>
医師が直接検査を行うため最も正確な判断が可能です。またそのときの子宮内膜の状態に合わせた、最適な黄体ホルモンの処方が出来ます。

<デメリット>
検査の結果、子宮内膜が十分に育っていない場合には移植へと進むことのできない場合があります。
その場合には移植をせずに日本に帰国いただくこととなってしまいます。

【来院2回目】Bパターン(日本で直前検査を行う場合)

日本で直前検査を受ける場合:台湾滞在2〜3日間
(スマートフォンからは拡大してご覧ください)

卵子提供移植_Bパターン


<メリット>
日本のバックアップクリニックで子宮内膜の確認を行うため、移植が難しい判断となる場合には、その周期での来院の必要はありません。
当院に来院いただいてからの移植不可の判断となってしまうことを減らせます。

<デメリット>
バックアップクリニックの検査結果からの判断となり、当院の医師が直接確認できないため正確な判断が難しい場合があります。


ご自身の卵子を使用

【来院1回目】採卵

1回目の来院では採卵を行うため、計2週間程度が必要となります。
なお、精液採取のため来院初日にご夫婦で来院いただくか、それ以外の日にちでご主人に来院いただく必要があります。
※採卵日に合わせて精液採取を行う場合は、凍結せずに新鮮な精子を受精に使用します。​

Step 1) 生理開始から3日目: 来院いただき、診察を行います。
Step 2) 生理開始から11〜12日目: 採卵予定日の36時間前に排卵誘発を行います。
Step 3) 生理開始から13〜14日目: 採卵を行います。
Step 4) 帰国日は、OHSS発症の可能性を考え、採卵から2〜3日後を推奨しています。

【台湾での滞在期間を短縮する場合】
生理開始から3日目の当院での診察を終えましたら、その後およそ5日間は一時帰国も可能となります。生理開始8日目に再度お越しいただき、採卵後まで台湾に滞在いただきます。※詳しくは当院までご相談ください。

【来院1回目に持参いただくもの】
卵子提供と同じ下記となります。

  1. ご夫婦のパスポート
  2. ご夫婦の印鑑
  3. ご夫婦の健康保険証 ※本人確認で必要となり、保険適用とはなりません。
  4. 戸籍謄本
  5. 婚姻認証 ※台北経済文化代表処に戸籍謄本を持参し、婚姻関係の認証を受けておきます。

【来院2回目】の流れ
胚移植となりますので、卵子提供と同じ、AパターンもしくはBパターンどちらかとなります。