見出し背景

お知らせ

台湾入国の現状と見通し (12/9時点)

2021年12月9日
入国情報
台湾入国の現状と見通し (12/9時点)

こんにちは、大新生殖中心です。

今年も残すところ3週間あまりとなりました。

当院としても今年中には海外渡航ができるようになり、治療を待つ日本の方々の治療再開、新たな治療もできることと期待していたのですが、現状そうした状況にはまだなってはおらず、お客様にはもう少しの辛抱をお願いしなければならない状況が続いています。

私たちも治療を受けたいというお客様には、ただ待っていただくしかない状況を心苦しく思っております。

当院としても引き続き政府機関にはこうした状況下への要望を伝えてまいりますので、早く安全な渡航、そして入国制限緩和へと繋がっていくことを願っています。


世界的にオミクロン株の感染が伝えられるなかではありますが、新型コロナに伴う入国制限について本日12月9日時点の情報を本投稿でお知らせします。

現時点の状況としては、未だ台湾への入国制限が続いており、医療目的のビザの発行も停止された状態も続いています。

なお、以下には本日12月9日時点の情報を掲載しますが、今後新たな方針が入ってくる可能性もあります。最新の情報が入り次第、当院としてもご案内をしていきたいと考えております。


現在の入国制限状況

台湾の有効な居留証を持っていない外国人の方々の入国は停止されています。

なお上記以外での特例での入国可能対象は留学目的の方のみとなりますが、その場合でも14日間の隔離滞在が条件となっています。

今年の3月1日からはさまざま手続きによる医療ビザ取得の上で、治療中断者に関しては14日間の隔離条件付きで入国再開がされましたが、台湾国内の感染者数増加に伴い5月15日には再度停止となりました。

その後現在までビザ取得審査は一律で停止したままとなっています。


これまでの入国制限の流れ

2020年3月18日から:台湾籍を除く全ての外国人の入国停止。

2020年8月1日〜12月31日:医療中断者のみビザ取得の上での入国が可能に。※ビザ取得にかかる期間は4ヶ月程度、かつ入国後の隔離14日間あり。

2021年1月1日〜2月28日:世界的な感染拡大により、再度入国停止。

3月1日〜5月15日:再度、医療中断者のみビザ申請での入国が可能に。

5月16日〜:台湾国内の感染拡大により、再々度入国停止。※7月27日からは、留学生のみ14日間の隔離条件付きで入国可に。

12月9日現在、治療中断者についてもビザ申請は停止しており、まだ入国いただくことができません。

現時点のビザに関する情報)日本での大使館に相当する台北経済文化代表処の掲示


ワクチン接種状況

12月7日時点で1回目の接種者は77.8%となっており、日本の1回目接種率と近い数値となります。

そして2回目のワクチン接種完了者が61.7%となり、台湾全人口の60%を超えました。

このままのペースですと12月末には70%を超えるものと予想されています。

台湾ではワクチン供給が遅れていた状況で、3ヶ月前では4%程度の2回接種完了率でした。しかしここ最近では供給が増え、2回目接種が加速しており、この点においては良い傾向であると考えています。

12/7までのワクチン接種率


オミクロン株の影響

12月9日時点では台湾ではオミクロン株の確認がされていないこと、また当初より一律14日間の隔離といった条件があることから、現時点で入国方針に影響はありません。

入国制限の厳格化へも現時点では繋がってはいないことから、これまでの入国方針継続となっております。


今後について

中央感染症指揮センターは世界的に感染拡大の状況であると見ており、また台湾のワクチン接種率が十分であると言えないことから、入国制限の緩和に関しての見通しはまだ発表をしてはいません。

今後さらにワクチン接種が進む状況を踏まえ、いずれかのタイミングでの検討が少しずつされてくるものと思われます。


ブースター接種について
オミクロン株に対応するため、12月2日には中央感染症指揮センターによる新たな発表がされました。
2回目の接種から満5ヶ月が経過した人で、一部の方々を対象に3回目接種を開始するとしました。
一部の方々の対象としては、医療機関で働く人、政府や地方自治体で感染対策に対応する人、感染者と接触する可能性の高い人(国際線キャビンアテンダントや防疫タクシーの運転手)などとなっています。

〉一部の対象へのワクチン接種の義務化
またさらにオミクロン株への対策として、12月5日には一部の方々へのワクチン接種義務化へと踏み込みました。
対象は幼稚園から高校までの教育現場で働く人、託児所などの福祉施設、ゲームセンターなどのレジャー施設です。


当院での治療をお考えの方へ

当院での卵子提供や着床前診断などの治療を検討されている方は、お問合せフォームよりご連絡いただければと思います。

入国制限の解除時期はまだ先となることとは思いますが、これまでの治療歴等を入力いただくオンラインフォームをご用意しております。

ご入力内容を当院の医師、看護師らと確認をし、事前に日本で受けておくべき検査項目をお伝えいたします。

また、治療を受けられる場合の流れもお客様ごとに無料で作成しておりますので、この期間に少しずつ準備を進めていくことをお薦めします。

ご質問、ご相談ありましたら、日本語でお答えいたしますので、お気軽にご連絡いただければと思っております。

2021年12月9日 大新生殖中心 Dashin Reproductive Center

入国情報

関連トピック