新規治療の流れ 2 <ご夫婦別々時期 渡航パターン>

治療をご希望の場合、1回の移植までに2回の渡航をいただいており、初診時にはご夫婦揃ってご来院いただくことが基本となります。
ただし時期的なご事情等でご夫婦揃ってのご来院が難しい場合でも、当院で台湾の公証役場の一部を行うなどし、お客様には日本での追加の書類のご対応をいただくことで可能となります。
以下にご夫婦別々の時期に、初診での来院を希望される場合の治療の流れをご説明します。
当院へのご連絡
まず最初に、夫婦別々での渡航・初診をご希望の場合は、当院までメールにてご連絡をお願いいたします。
もしその時点で1回目来院(初診)のご希望日がお決まりの場合、お日にちをご相談ください。
今回のようなご夫婦別々で来院いただく場合、ご主人様の来院に関しては土曜日の午前中の来院も可能です。
なお精液採取の結果、数値が基準以下となる場合には、翌日午前に再度お越しいただき、もう一度精液検査を受ける必要のある場合もあります。
そうしたことに備え、ご主人様の来院日は台中に宿泊いただき、翌日午前中は台中に滞在されるスケジュールをお薦めいたします。
治療に向けた流れ

まだStep 1に入っていないお客様に関しましても、先に1回目来院のご予約相談が可能ですので、ご予約日が決まりましたら、来院日までにStep 1〜Step 4 のご対応をいただくということも可能です。
Step 1) 基礎評価シートのご入力
以下のリンク先のフォームにご入力をお願いいたします。
これまでの治療や検査についてご回答いただきましたら、当院の医師が内容を確認し、事前に日本で必要となる検査項目をお伝えいたします。
▶ 基礎評価シート
Step 2) 事前検査・バックアップクリニックの確保
● 事前検査
上記Step 1.の後に当院からお伝えした検査項目を日本で受けていただきます。
● バックアップクリニックの確保
卵子提供を受けるにあたりサポートいただけるクリニックをお客様側で確保いただきます。
まずはこれまで通われたクリニックにご相談いただき、難しい場合には、居住地の情報とともに当院へご相談ください。
日本語通訳とのオンラインカウンセリングにて、これまでのお客様が通われたバックアップクリニックの情報をお伝えすることが可能です。
Step 3) お申し込み・ドナーリクエスト・顔写真の提供
● お申し込み
以下リンクのフォームにご希望の治療内容にチェックを入れてお申し込みください。
※事前の検査結果により治療が難しい場合等、本お申込み入力後でも費用のご負担はなく、あくまで1回目の来院の際にお支払いとなりますので安心してご記入ください。
▶ 治療お申し込みフォーム
なお、着床前診断(PGT-A)については「着床前診断 PGT-A / PGT-M」のページをご確認いただき、ご判断いただければと思います。
これまで卵子提供を選ばれるお客様の9割近い方々が、卵子提供 + PGT-Aを選ばれていますが、お客様にご判断いただければと考えております。
● ドナーリクエスト・顔写真の提供
台湾の卵子提供を規定している内容に沿って、ドナーさんへのリクエスト内容として「卵子提供ドナーチェックシート」にご入力いただきます。
当院のドナー担当者がマッチングの際に参考にさせていただくため、奥様の顔写真のご提供をお願いしています。
当院のメールアドレスまで顔写真のデータをお送りいただきますようお願いいたします。
※ドナーマッチングは最終的には1回目の来院後に開始しますが、1回目来院前にご入力をお願いいたします。
▶ 卵子提供ドナーチェックシート
Step 4) 必要書類の準備
台湾での卵子提供の申請には、以下の書類2点が必要となります。
目的としては、ご夫婦が婚姻関係にあることを証明する書類が必要となり、それを大使館に相当する日本の台北経済文化代表処にて「婚姻関係にある」ということを認めてもらうために、婚姻認証を取得していただきます。
※取得した書類2点は1回目の来院の際にご持参ください。
① 戸籍謄本の取得
② 台北経済文化代表処での婚姻認証の取得
詳しくは以下のリンク先を参考にお手続きを進めていただきますようお願いいたします。※戸籍謄本と婚姻認証は最終的にホチキス留めされますので、とらずにそのままお持ちください。
戸籍謄本と婚姻認証は「3部」申請ください。
▶ 日本での手続き
Step 5) 奥様もしくはご主人様:1回目の来院(3時間)
事前予約制となっており、午前の部9:00-12:00、午後の部14:00-17:00の間で全て終えることができます。
すべて日本語通訳がサポートしますのでご安心ください。
※生理期間中であってもお越しいただけます。
来院時のスケジュールは以下の通りとなります。
□ 奥様
・医師による診察
・移植周期のお薬の処方
・必要書類の確認
・お支払い(海外送金も可)
□ ご主人様
・精液採取
・必要書類の確認
※ドナーさんの採卵前までに精液採取いただければ問題ありませんので、日程については、奥様の渡航前と後どちらでも問題ありません。
Step 6) 奥様もしくはご主人様:1回目の来院(3時間)
上記同様に、奥様もしくはご主人様にご来院いただきます。
Step 7) 日本でのお手続き
● 公証役場での公証
初診を終えましたら、ご夫婦で日本の公証役場に行き、手続きを進めていただきます。
その際、公証役場に持参する書類は、ご来院時にお渡しする書類(新版精卵受贈同意書)となり、必要書類が揃いましたら当院へ発送をお願いいたします。
なお、初診までに戸籍謄本の認証(婚姻認証)を終えていない場合も、初診後手続きを進めていただき、当院へお送りいただきます。
こちらの詳しいお手続きの内容は、以下のURLよりご確認ください。
参考)日本での手続き
● 必要書類の郵送
公証済みの書類が揃いましたら、日本郵便のEMS※にて当院へ発送をお願いします。
郵送先情報につきましては、以下をご参照ください。
宛先情報(中文の場合)
・名称:大新生殖中心婦産科診所
・担当者名:林 吉米
・住所:台湾 台中巿南屯區大進街449號
・郵便番号:408
・TEL:+886-4-2320-6969
宛先情報(英語)
・名称:Dashin Reproductive Center
・担当者名:LIN YU MIN
・住所:No. 449, Dajin St., Nantun Dist., Taichung City, 408, TAIWAN
・TEL:+886-4-2320-6969
※EMS(国際スピード郵便)について
EMS(国際スピード郵便)は、日本郵便が提供する国際郵便サービスで、海外へ最短で発送できる方法です。書類や荷物を迅速かつ安全に届けることができます。
海外郵送費用:書類(500g以下)1,400円
EMSの詳細や送り方については、以下の日本郵便の公式サイトをご参照ください。
参考)EMS(国際スピード郵便)の概要ページ
参考)EMSの送り方の説明
Step 8) ドナーマッチング・採卵・受精・培養
ドナー選定&健康診断、国の機関への申請、採卵、培養等を行いますので、3〜4ヶ月程度お待ちいただきます。
Step 9) 2回目の来院【移植】(通常2泊3日)
当院ホームページの「治療の流れ」をご覧いただき、来院2回目のAパターンもしくはBパターン、どちらかをお選びいただきます。
一般的にはBパターンを選択されるお客様が多く、その場合2泊3日、奥様のみの滞在で可能です。