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台湾への入国状況 / 当院方針について (11/9更新)

2020年11月9日
入国情報
台湾への入国状況 / 当院方針について (11/9更新)

新型コロナウイルスの感染拡大によって、今年3月中旬からは全ての外国人の方々の台湾への入国が禁止されておりました。
そうした中で8月1日からは治療中断中の方に関しては入国制限が一部緩和され、事前のビザ取得や隔離期間などを経て台湾への入国が可能となりました。

​当院ではこれまで政府機関の担当部署が開催する説明会への参加をするなどして理解を深め、台湾政府の方針に沿った形で、日本からのお客様の受け入れを再開いたしました。
11月9日現在、日本からは5組のお客様の申請手続きを進めており、少しずつ申請に関する情報も集まりましたので、ここにその流れ等をご説明いたします。
なお入国緩和となっておりますが、事前のビザ取得、台湾到着後14日間の隔離滞在に加え、7日間の自主隔離など、未だにハードルが高いものではありますがご希望の方には私どもも精一杯サポートさせていただきます。

対象者

台湾政府の発表では、新型コロナウイルスによって治療を中断せざるをえなくなった海外居住者とされています。
なお、対象とする項目には生殖医療が含まれており、胚移植等の目的の場合も入国可能項目に該当することも政府機関との間でも確認ができました。

 

はじめて治療を希望される方へ

上記の通り、台湾政府の発表では治療中断者を想定していることとなっています。
ただし政府機関の担当部署とも確認をとったところ、それぞれの申請内容を個別に確認しているため治療中断者でなくとも許可書発給ができる可能性もあります、との回答を受けています。
そのため、確実に許可書が発給されるかは当院として確約ができませんが、ご希望の方はご相談ください。
※はじめて治療を受ける1組のご夫婦の申請も現在行っております。まだ許可書発給まではされていませんが、お客様にはキャンセルや変更可能な航空チケットを予約いただき、ご理解の上で進めております。

 

 

流れ詳細

Step 1. 相談
来院予定時期の2ヶ月〜3ヶ月前には当院へ相談いただき、滞在スケジュールを作成します。

Step 2. 準備 <1週間程度>
下記の4点を揃え、申請準備を行います。
① 英文での預金証明取得(3万米ドル以上)【お客様】
② 航空券の購入【お客様】
③ 隔離滞在用ホテルの予約【当院】 ※ホテル予約時にフライト情報が必要です。
④ 防疫誓約書への署名【お客様】 ※ホテル予約の後に滞在先住所を記入します。

Step 3. 許可書申請 <3ヶ月程度を想定>
当院にて提出用書類を全て準備した後に、台湾の政府機関へ許可書発行の申請を行います。
政府での許可書発行には2ヶ月程度がかかるとされていますので、その間お客様にはお待ちいただきます。

​Step 4. ビザ取得・PCR検査
台湾の政府機関より許可書が発行されたら、当院からお客様に連絡します。
許可書を元に、日本にある台湾の大使館(台北経済文化代表処)でビザ申請を行っていただきます。
※事前予約必要なケースがあるためお客様自身でご確認いただきます。
台湾入国時には、搭乗日3日以内の英語のPCR検査の陰性証明書が必要となるため、スケジュールをあわせてPCR検査を受けていただきます。

​Step 5. 渡航
台湾入国時にはCOVID-19の簡易検査を受ける必要があります。
検査後には手続きの後にタクシーで隔離滞在用ホテルまで移動します。

​Step 6. 隔離滞在 <14日間>
入国翌日から滞在日数のカウントがされます。
例えば、1/1入国の場合、1/2が隔離滞在1日目、1/15と1/16の間の深夜0時が隔離滞在終了日となります。
宿泊施設は15泊分が必要です。

​Step 7. PCR検査 <数時間>
14日間の隔離滞在の後、病院でのPCR検査を受けて隔離期間の正式な解除となります。
検査はすぐに終わり、結果判明まで待つ必要はありません。

​Step 8. 自主隔離 <7日間>・・・新たに追加されました。(11/9追記)
台湾政府は隔離14日間のあと、さらに7日間の自主隔離の後に医療機関に訪問することとしています。

​Step 9. 来院

 

隔離滞在について

台湾政府指定の隔離滞在用ホテルのみ宿泊が可能です。
当院で申請のお客様の多くは、予約がスムーズに進むことから下記の台北のタンゴホテルでの宿泊を選ばれる方が多い状況です。
タンゴホテル南西館・・・1泊あたり3,800台湾ドル〜(3食付き)

申請費用

当院でもお客様のご負担をなるべく減らしたいと思っておりますので、当院から政府機関への申請は当面の間、無償で対応させていただいております。今後申請件数がさらに増え、変更の場合には改めてお伝えします。

​すでに当院で胚盤胞を凍結保存されていて移植を希望するお客様、また新しく当院での治療をご希望のお客様はご連絡いただきますようお願いいたします。
申請にはさまざま確認すること、ご用意いただくことも多くありますが、当院でもお客様お一人ずつ流れを決めて進めていければと思っております。
当院メールアドレス: info@dashin.jp

 

院長 陳志宏より日本のお客様へ(11/6更新)

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