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【体験談39】卵子提供:出産時のご年齢 50代前半

【体験談39】卵子提供:出産時のご年齢 50代前半

※卵子提供を選択し出産された日本のお客様ご本人からのメッセージを、ご記入そのままの内容で記載しています。



Q. これまでの不妊治療歴、経緯を聞かせてください

A. 10年前に結婚し、自然妊娠3回、いずれも出産に至らず。 数回体外受精するが、いずれも妊娠に至らず。



Q. 卵子提供を選ばれたきっかけ、お気持ちを聞かせてください

A. 持病により自己卵での妊娠を望めなくなりました(年齢的にも、あきらめなければならない時期ではありましたが、わずかな希望を持っていたところ、病気になり可能性がなくなりました)。
持病の治療をしながら数年、出産への望みは薄れず、決心しました。
夫は最初反対で、時間をかけて説得しました。



Q. 海外(台湾)での治療に不安はありませんでしたか

A. 貴院を知る前、台湾の2つの病院の説明会に行きましたが、2つともメールでのやりとりなどを含め、「ここで治療したい!」という強い気持ちに至りませんでした。
でも、貴院のホームページで院長先生の動画の治療実績などを見て、ぜひ通いたい、と強く思いました。
今思えば、説明会にも参加せずによく決心できたなと思いますが、治療実績はもちろん、メールでの対応などに、とても誠実さを感じました。「ここでなら、私も産めるかもしれない!」と、思いました。
治療中も治療後も、質問等に迅速に対応していただき、安心でした。 あと、桃園空港から貴院までの行き方や、ホテルの紹介などがすごく参考になりました。
移植した時、謝先生が、「うまくいったよ」と指でサインをくれて、とてもうれしかったです。



Q. 子供を授かったお気持ちを聞かせてください

A. 今も、私のそばのベビーベッドに、2カ月になった赤ちゃんが寝ています。
10年願ってやっと出会えました。
かわいくて、愛しくて、大切な大切な我が子に出会えて、感謝の気持ちで一杯です。
自分とは血が繋がっていないけど、大切な気持ちには、まったく影響はありません。100%の愛情を持っています。
しかし、超高齢出産なので、我が子が大きくなるまで生きられるか?など現実的な心配は多いです。命を授かった責任を本当に感じます。



Q. その他ご自由に記入ください

A. 少なくとも日本において卵子提供は一般的ではなく、正直なところ「人に知られたくない」「出自を話すかどうか」など悩みは尽きないです。
私は、身近な人にも今は伝えていないですが、いずれは告知しようと考えています。(ただし、母子の安全の為、出産の病院には伝えました)。
私は、妊娠中大きな合併症もなく経過しましたが、年齢を考えると幸運だったと思います。
卵子提供は、人工受精や体外受精とはまったく違う。気持ち的に乗り越えなければならないことも多いです。でも、卵子提供があったからこそ、私は我が子に出会えました。いつか卵子提供が、日本でもっと一般的になったらいいな、と思います。
いつか、我が子と一緒に台湾に行きたいです。その時は、ご挨拶に伺います。
超高齢で持病のある私の治療を受けて下さった貴院に、心より感謝します。
ありがとうございました。


<記入日2025年5月15日>

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