見出し背景

ブログ

台湾滞在中に新型コロナウイルスに感染した場合 (8/24時点)

台湾滞在中に新型コロナウイルスに感染した場合 (8/24時点)

今、世界中でいつ誰もが感染する可能性がある新型コロナウィルス。
もし、台湾滞在中に感染してしまった場合の手順についてお知らせいたします。

新型コロナウィルスに感染したとしても、人によっては軽症だったり、まったく症状が現れないことも多いため、気づかないうちに感染している場合もあります。
台湾滞在中に検査キットで陽性反応がでたり、帰国前に受けるPCR検査で陽性になってしまう事があるかもしれませんが、陽性反応が出た場合はすぐに衛生局もしくは中央疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)
に報告する必要があります。


滞在中、検査キットにて陽性反応がでた場合

焦らずに落ち着いていただき、ご宿泊先のホテルのフロントへ陽性になった事をお知らせください。
※入国したばかりで隔離期間、自主防疫期間での隔離ホテルへお泊りの場合は、登録してある隔離ホテルのLINEへご連絡ください。
ホテルは、陽性だった連絡を受けた後、衛生局へ連絡します。


帰国前のPCR検査で陽性になった場合

陽性が出た場合は、検査した病院や検査場から衛生局へ連絡がいきます。その後ご本人へ電話やメールなどでお知らせがいきますので、連絡を受けたら一度ご宿泊いただいているホテルへ戻り待機いただきます。

上記2パターンともに、衛生局は報告を受けた後に陽性者と連絡を取り、医師とのオンライン診療をします。
オンライン診療後、病院で、軽症の場合はご予約してあるホテルにて(滞在可能であれば)そのまま隔離となります。
症状によっては検疫所や、強化版防疫ホテルへと移動していただきます。
その際は、救急車かタクシーがホテルまでお迎えに伺います。
(※軽症者用、強化版防疫ホテルは予約していた防疫ホテルとは限らないので、状況に応じて移動場所の指示があります。)


ホテルでの隔離の場合

無症状で陽性の場合、ご宿泊先のホテルが陽性者宿泊可能であれば、そちらで7日間隔離をしていただきます。
ご宿泊のホテルにて陽性者が滞在できない場合は、隔離ホテルへと移動していただきます。
発病又は検査日から7日間はホテルで隔離していただき、7日経過後は検査の必要はなく、以降7日間は自主防疫期間となります。

病院、強化版集中検疫所、強化版防疫ホテルでの隔離の場合

軽症者が隔離解除となる条件は、無症状又は症状が緩和していることに加え
1) 2回の簡易検査の結果が陰性、又は陽性が判明してから5日後に行う簡易検査の結果が陰性であること。
2)発病又は検査日から7日が経過している場合は、検査の必要はなく、隔離は解除されます。

以上のいずれかに該当する場合、隔離は解除され、7日間の自主健康管理期間となります。

ただし、上述の簡易検査は医療従事者による実施に限定されます。

軽症者は、原則として簡易検査の結果をもって隔離を解除することができます。何らかの理由で簡易検査を実施できない場合は、PCR検査の結果で判断していただく事になります。

<中等症、重症の入院患者について>
症状が緩和し、かつフォローアップのPCR検査(1回)で陰性、又はCt値≧30であれば、隔離病棟・専門病棟から退院できます。

自主防疫期間について

無症状であれば簡易検査なしで外出できます。
近距離接触を避け、ソーシャルディスタンスを保つこと、また、マスクなしで外出したり、会食をしたりするのは禁止です。

上記の通り陽性反応が出てから7日間の隔離+7日間の自主防疫期間を経て日本へ帰国していただく事が可能となります。

関連トピック