入国申請手続き開始のご案内 (3/25更新)
台湾入国に関する医療ビザ申請の流れ
※3月18日に投稿した内容では治療中断されているお客様に向けたご案内のみでしたが、今回新規治療をご希望の方も対象にすることが可能となりましたので、3月25日に更新しております。
現在台湾への入国は制限されており、一部の目的でのみ事前のビザ取得の条件で入国が可能となっており、3月1日からは卵子提供を含む人工生殖医療目的が加えられました。
当院からはすでに治療(移植)を中断されている全てのお客様にはご案内させていただき、書類準備の整った方から順に当院から政府機関への申請を行っております。
台湾では現在、当院含む医療機関にお越しいただけるようになる条件として、「① 7日間の隔離ホテルでの滞在」+「② 7日間の自主健康管理期間」の合計14日間経過後という指定があります。※5/14更新
そのため滞在期間が長くなりますが、入国申請をご希望の方は当院までご連絡いただきますようお願いいたします。
当院について
当院は国際医療機関として指定されており、入国申請の対応が可能な医療機関となっております。
現時点では当院を含む国際医療機関に指定されている一部の医療機関のみで申請が可能となりました。
またさらに当院はオンライン診療可能医療機関に指定されており、この仕組みを活用することで、新規治療をご希望のお客様も医療ビザ申請の対象とすることが可能となりました。
ビザ発給の対象となる方
移植などの治療を中断されている方、当院で新たに卵子提供等の治療を望む方、どちらの方々も対象となります。
ビザ発給の条件
なお5月14日時点では、7日間の隔離滞在と7日間の自主健康管理期間の合計14日間を経て、ようやく当院含む医療機関へお越しいただくことができるようになっています。
なお滞在許可証が発給されましたら、直ちにビザ申請を行うことという条件があり、滞在許可証が発給されてからさらなる隔離期間の短縮を待つということは原則できないこととなっています。
そのため、現在の滞在期間で来院可能な方のみお申し込みいただけることとなります。
※自主健康管理期間は本ページ下で説明をしています。
ビザ申請について
ビザ申請の流れ
大きく2つの書類の発給を受ける必要があります。
まずは台湾政府側へ申請をし「滞在許可証」を取得し、その滞在許可証をもって日本の大使館(台北経済文化代表処)で申請を行い、正式にビザ発給を受けます。
なお、滞在許可証の申請から発給までは、現時点では2ヶ月程度かかるものと見たほうが良いと政府機関の担当者からは話を受けています。
※2ヶ月程度という話がありますが、短縮化されることも十分に考えられます。
ビザ申請に必要なもの
上記の図でも記載をしていますが、以下の4点が必要となります。
① 英文の預金証明(3万米ドル以上)
ご利用の銀行にて発行の依頼を行ってください。ご夫婦の場合は3万米ドル以上 × 2口座もしくは1口座6万米ドル以上。
② 隔離滞在ホテルの決定
当院から政府機関への滞在許可証の申請書類に記載をしますので、原則変更できませんのでご注意ください。
③ 防疫誓約書への記載、署名
当院から書類をお送りしますので、必要箇所のみご記入いただき、PDFでご返送いただきます。
④ パスポートのコピー
当院から政府機関への申請に必要となりますので、パスポートの顔写真ページのコピーをご提出ください。
隔離滞在ホテルの候補
以下①のTango Hotelは昨年日本からのお客様の方々も隔離滞在で利用されており、かつ日本語対応可能ということで、当院としてはお薦めしています。
① Hotel Tango 林森館(台北)
住所:台北市中山區中山北路一段83巷15號
日本語対応:可能
価格目安:3,100〜3,500台湾ドル(3食付き)
※価格は変動する可能性があります。
部屋タイプの確認は以下のページよりご確認ください。
https://reservation.tango-hotels.com/tango/hotel/reservation/reservation_search.php
② 台中麗港酒店(台中)
住所:台中市西區台灣大道一段709號
日本語対応: 日本語可能なスタッフは在籍しているものの、毎日出勤とは限りません。
価格目安:3,000〜4,000台湾ドル(3食付き)
※価格は変動する可能性があります。
③ 星漾商旅中清館(台中)
住所:台中市北區中清路一段63號
日本語対応: 日本語可能なスタッフは在籍しているものの、毎日出勤とは限りません。
価格目安:3,000〜3,600台湾ドル(3食付き)
※価格は変動する可能性があります。
台湾での滞在について
自主健康管理期間について
隔離滞在後には自主健康管理期間というものが指定されており、7日間は公共交通機関に乗れないことや公共のスペースに行くことができないという制限があります。
ただしそれ以外は行動が可能ですので、タクシーや歩いて観光、食事などは制限がされてはおりません。
しかしながら政府機関の方針により、医療機関を訪れるにはこの自主健康管理期間を経てからにしなければならないという制限があります。
そのため大変長い滞在となるのですが、14日間(入国日を入れると15日間)を事前に過ごしてから、当院にお越しいただかなければなりません。※5/14更新
台湾滞在にかかる主な費用
- ホテル費用
・隔離ホテル滞在費用(合計8泊)
・自主健康管理期間(合計7泊)
・移植に向けた滞在(合計2〜7泊)※移植に向けた調整方法により異なります。 - タクシー費用
基本的にタクシーでの移動となります。
・桃園空港 → 台北までは2,000台湾ドル程度。
・台北 → 台中までは4,000台湾ドル程度となります。(自主健康管理期間を台北で過ごし、新幹線で台中に来る場合は約700台湾ドル) - PCR検査費用:5,000〜7,000台湾ドル
滞在日数について
治療中断(移植待ち)の方
移植準備中のお客様個別に相談をさせていただいておりますが、一番短い場合で17日程度の滞在となり、一般的に20日程度の滞在となります。
生理のスケジュールに合わせたり、調整をして、個別に入国スケジュールを決めていきます。
新規治療をご希望の方
移植までには合計2回の来院が必要となりますが、1回目の来院では以下の4点を行い、合計3時間程度で終了となります。
なお、台湾で卵子提供を受けるには、ご夫婦揃っての公証役場での申請等が必要となり、必ずご夫婦でお越しいただく必要がございます。
・診察
・各種書類の記入
・精子採取
・公証役場での申請
そのため来院までの滞在を含め、合計15〜16日の台湾滞在となります。
※1)隔離滞在後の自主健康管理期間7日間は、公共交通機関を使用しないという条件で観光も可能です。
※2)7日間の隔離滞在は、現時点においてはご夫婦同部屋で宿泊可能と発表されています。
※3)入国申請をご希望の方は当院の医師と、事前にオンライン診療を行うことが必要です。(30分1,500台湾ドル)
当院へのご相談について
当院での卵子提供や着床前診断などの治療を検討されている方は、お問合せフォームよりご連絡いただければと思います。
これまでの治療歴等を入力いただくオンラインフォームをご用意しております。
ご入力内容を当院の医師、看護師らと確認をし、事前に日本で受けておくべき検査項目をお伝えいたします。
ご質問、ご相談ありましたら、日本語でお答えいたしますので、お気軽にご連絡いただければと思っております。
2022年3月25日 大新生殖中心 Dashin Reproductive Center