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ERA検査 子宮内膜再生PRP療法

ERA検査とは

ERA検査は、正式には子宮内膜着床能検査と呼ばれるものです。
これは移植の着床率を高めるもので、胚移植での妊娠率が約25%向上と言われています。それぞれの方の着床に適した期間(着床の窓)を特定することで、最適なタイミングでの胚移植が可能となります。

下記のような方にERA検査は選ばれています。
・良質な胚を移植したにも関わらず、着床に至らなかった方
・自分の着床の窓(着床に適した期間)を知りたい方
・胚移植を行うタイミングを把握したい方

子宮内膜再生PRP療法

子宮内膜再生PRP療法は、子宮内膜の厚さで悩む女性に対するものです。日本では臨床研究の段階ですが台湾ではすでに行われている治療方法で、当院でも実施しております。

血小板は一般には怪我をしたときに出血を止める作用があることが知られていますが,それだけでなく細胞の成長を促す物質や免疫にかかわる物質を含んでいることがわかりました。
PRP療法とは、女性自身の血液から抽出した高濃度の血小板を子宮内に注入する方法です。血小板から放出される成長因子の修復能力を使って、子宮内膜を成長・修復させて、子宮内膜を厚くします。
子宮内膜が十分な厚さまで育つことで、受精卵が着床しやすくなる可能性が高くなると考えられています。
まだ台湾での正式な統計は出てきてはいませんが、平均的に2mmほど子宮内膜を厚くすると言われています。

【費用】
子宮内膜再生PRP療法は、計2回で20,000台湾ドルとなっております。その他に体外受精の費用がかかります。(1回のみの場合は10,000台湾ドル)
なお、ご自身の血液が不足する場合にはGCSF療法に切り替え、その場合の費用は16,000台湾ドルとなります。

【標準的な流れ】移植周期での実施
Step 1. 卵胞ホルモン補充12日目を目安に来院いただき、当院で診察し、1回目の子宮内膜再生PRP療法実施。
Step 2. 診察から3日後に診察し、子宮内膜の厚みを測定。十分な厚みへと育つ場合には1回の子宮内膜再生PRP療法で終了。不足する場合は2回目の子宮内膜再生PRP療法を実施。
Step 3. 2回目の子宮内膜再生PRP療法から3日後に、診察し、子宮内膜の厚みを測定。