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【体験談51】卵子提供:出産時のご年齢 40代前半

【体験談51】卵子提供:出産時のご年齢 40代前半

※卵子提供を選択し出産された日本のお客様ご本人からのメッセージを、ご記入そのままの内容で記載しています。



Q. これまでの不妊治療歴、経緯を聞かせてください


A. 33歳から不妊治療開始,
体外受精を10回したが凍結胚0個で36歳の時に不妊治療をやめる。そこから自然妊娠で3-4回陽性反応。妊娠継続せず。
40歳になったときに卵子提供に切り替える。


Q. 卵子提供を選ばれたきっかけ、お気持ちを聞かせてください


A. 体外受精がうまくいかなかったときから卵子提供のことは考えていましたし、何の疑問もなく、子供がいない人生よりは養子を迎えたり卵子を提供してでも子供がいる生活がしたいと思っていました。
養子縁組より卵子提供を選んだのは主人の遺伝子を継いでくれることと、十月十日お腹の中で赤ちゃんを育ててみたい、出産の痛みはどんなものか知りたいという好奇心のようなものが大きかったように思います。


Q. 海外(台湾)での治療に不安はありませんでしたか


A. 台湾は法律を定め国が管理をしているところ、文化的にも馴染みやすいところ、オンラインで情報収集をしていましたがクリニックやドナーさんの数など明確な情報が得られやすかったところが安心できました。


Q. 子どもを授かったお気持ちを聞かせてください


A. 娘は5か月になりました。赤ちゃんにとっては母親や父親の認識ができて人見知りが始まるくらいですが、親としても子供に対する認識が変わってくるように思います。この子を生んだばかりの頃は慣れない子育てで腫れ物に触れるように慎重に世話をしていましたが、性格が垣間見えてきて自己主張をはじめたり、一人の人間として接し始めています。
主人との夫婦関係も変わったというより広がった感覚です。
今の気持ちをどう表現したらいいのか難しいですが、毎日その日を大切にしながら生活できていることを実感しています。


Q. その他ご自由に記入ください


A. 主人は”卵子提供に挑戦したいなら好きにすればいい”というスタンスでした。長期間不妊治療を経験し生殖医療について良いイメージがなかったようで気が乗らなくても無理はなく、私は一人で情報収集していました。
しかし、(卵子提供あるあるの1つかと思うのですが)私の主人は治療に積極的にかかわってこないしほとんど口を出してこないのに、ドナーさん情報にだけは少し前のめりに関心を寄せるんです。
台湾では何百人という単位で登録ドナーさんがいるクリニックは少なくないですが、いいドナーさんがいそうだなと思い連絡をした台北の大学病院では外国人のレシピエントへの対応はしていないという理由で断られました。
「大新さんはドナーさんの基準が厳しいんだって」「大きめの地方都市だからきっと有名クリニックとかに優秀なドナーさん取られてないよ」などと家でプレゼンして(笑)、卵子提供を受けるところに扱ぎつけました。
実際紹介頂いたドナーさんは20歳でしたが、しっかりとした感じのいい方だという印象を受けました。娘もまだ5ヵ月ですが元気よくしっかりしています。
もし旦那様が卵子提供に消極的なのであれば、登録ドナーさんの話などを切り口にして勧めてみてはいかがでしょうか。

<記入日2025年12月25日>

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