【体験談48】卵子提供:出産時のご年齢 40代前半

※卵子提供を選択し出産された日本のお客様ご本人からのメッセージを、ご記入そのままの内容で記載しています。
Q. これまでの不妊治療歴、経緯を聞かせてください
A. 30代後半から3年ほど複数の医療機関で採卵、顕微受精を繰り返しました。
もともと主人が無精子症に近い重度精子欠乏症でしたので主人の治療に重点をおいた治療をしつつのIVFでしたが殆ど受精せず、まれにできた受精卵を移植しても妊娠には至りませんでした。
Q. 卵子提供を選ばれたきっかけ、お気持ちを聞かせてください
A. 私のAMHも低く、担当医師から卵子の質低下を指摘され、卵子提供を受ければ妊娠の可能性があるかもしれないとアドバイスを受けたことから、主人が台湾ならばと検索して大新生殖医療センターを見つけました。 私は自分よりも主人の遺伝子を持った子がより欲しいと考えていましたので、正直当時少しだけ寂しい気持ちはありましたが前向きに考えることができたと思います(今となっては遺伝子云々は些細なことであり我が子が本当にかわいくて仕方ありません)。
Q. 海外(台湾)での治療に不安はありませんでしたか
A. 渡航スケジュールの計画管理には気を遣いますが、アメリカやヨーロッパでの卵子提供プログラムに比べ台湾では国で厳しく管理されていること、同じ東アジアでも特に親しみが持てることなど良い点が多く、また初めて問い合わせをしたときからメールでのやりとりが素晴らしく行き届いていたため不安はありませんでした。
Q. 子供を授かったお気持ちを聞かせてください
A. 妊娠がわかった瞬間は信じられない思いでした、言葉にならないくらい嬉しかったです。妊娠中経過はおかげさまで順調でしたがこれまでの治療歴もあり生まれるまでに赤ちゃんに何かあったらと不安になることもありましたが一週一週指折り数えて乗り切りました。 無事に産まれてきた子どもを抱いて、私たちの人生にはこんなにも素敵な贈り物が待っていたのかとものすごく感動しました。 育児は大変ですが、子どもの笑顔と成長に主人とふたりで癒されています。
Q. その他ご自由に記入ください
A. 私たちのケースは色々な要素が重なり特に治療が難しく、患者として受け入れていただいたことがまず奇跡なのですが、ステップごとに最適な方法をご提案、ご用意してくださり、丁寧にフォローしていただいたので終始安心して臨むことがてきました。 陳先生をはじめ先生方、ドナー責任者の方、技術力の素晴らしい培養士のみなさん、医療チーム、スタッフのみなさんなど直接お目にかかれた方もそうでない方も本当にプロフェッショナルでお仕事の範囲を超えた力を尽くしてくださり、さらにいつも笑顔で温かい言葉を忘れずにかけていただいたこと、感謝してもしきれません。いつか親子で再訪するのが夢です。
卵子提供を視野に入れているけれど迷われている方がいらしたらぜひこちらのクリニックに一度問い合わせをしてみてほしいです。
<記入日2025年9月17日>
そのほかの体験談一覧はこちら