当院スタッフインタビュー 新保和子(日本語通訳)
新保和子
行政部 国際課 <日本担当> 所属
1. 主な役割と担当業務を教えてください
日本から治療でお越しになるお客様のサポートをさせていただいています。
2. 大新生殖医療センターで勤務をはじめたきっかけを教えてください
台湾人の夫との結婚を機に台湾へ移住しました。
大学時代に心理学を専攻し、日本で病院勤務の経験があったことを知る友人から、大新生殖センターで日本語通訳の募集があると紹介されました。
最初から卵子提供について知っていたわけではありませんが、調べるほどに不妊に悩む多くの方々に希望を与えるものであることを知り、夢を叶えるお手伝いができることに大きなやりがいがあるのではと感じました。
そして、お子様を授かりたいと願うご夫婦の力になりたいという思いが強まり、応募したところ、ご縁があって採用していただきました。
3. 趣味や特技を教えてください
旅行、食べ歩き、また料理することが大好きです。
旅先や外食で出会った美味しい料理を自宅で再現するのが趣味で、どんな味だったかなと試行錯誤しながら作る時間がとても楽しいです。台湾へ来てからは、グルメの誘惑に負け続けてなんと体重が30キロも増量してしまいました。
でも、その分「美味しい幸せ」をたっぷり味わっています。美味しいものを追い求める旅は、まだまだ終わりそうにありません。
4. 好きな食べ物や休日の過ごし方は何ですか?
海鮮が好きで、漁港の魚市場に行って新鮮な魚介類を買い込んでは楽しんでいます。
最近は台湾の萬里蟹を購入して、ヤンニョムケジャンを作りました。
5. お仕事をする上で心がけていることはありますか?
海外での治療ということで、不安やストレスを感じることもあるかと思いますので、落ち着いて丁寧に対応し、安心していただけるよう努めています。
また、日本と台湾では習慣が異なる場合もあるため、誤解を生まないよう配慮しつつ、お客様が理解しやすい言葉に置き換えながらも、医師の意図を正確に伝えることを心がけています。
6. 大新生殖医療センターの魅力や好きなところは何ですか?
陳院長をはじめ、生殖センター長や医師、スタッフが一丸となり、チームワークを大切にしながら、互いに信頼し合い、日々の診療に取り組んでいます。その温かい雰囲気の中で仕事ができることを、とても心地よく嬉しく感じています。
また、スタッフ同士の仲の良さが、お客様への細やかな気配りや丁寧な対応にもつながっているのではないかと思います。
7. これまでの仕事の中で印象に残ったエピソードがあれば教えてください
これまで多くのお客様と出会い、それぞれにドラマがありましたが、その中でも特に印象に残っている方がいらっしゃいます。
その方は、新型コロナウイルスによる渡航禁止の期間を挟みながらも、3回の移植に挑戦されました。
しかし、すべてうまくいかず、一度は諦める決断をされました。
それでも、どうしても夢を諦めきれず、再び立ち上がり、ドナーさんを変更して再挑戦を決意。精神的にも肉体的にも大きな負担があったと思いますが、それでも前向きに頑張り続けられました。
そして迎えた2人目ドナーさんでの2回目の移植。
ついにその努力が実を結び、無事に妊娠されました。その瞬間、まるで自分のことのように嬉しく、これまでの道のりを思うと胸が熱くなりました。諦めずに挑戦し続ける強さ、そしてその想いが叶った奇跡に、改めてこの仕事の素晴らしさを実感しました。
8. 日本のお客様に向けたメッセージをお願いします
当院では、陳院長をはじめ、生殖センター長や医師、スタッフが連結し、皆様の大切な治療を全力でサポートしています。
海外での治療には、不安や戸惑いを感じることもあるかと思いますが、皆様が安心して一歩を踏み出せるよう、丁寧でわかりやすい対応を心がけています。どんなことでもお気軽にご相談ください。
一緒に最良の道を歩んでいけるよう、誠心誠意サポートさせていただきます。
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