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胚盤胞のグレードの仕組みを徹底解説 ~胚盤胞の質の評価~

2024年7月14日
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胚盤胞のグレードの仕組みを徹底解説 ~胚盤胞の質の評価~

良質な胚盤胞とはどういうものでしょうか?
そうした疑問にお答えするため、胚盤胞・3日目胚のグレード分類について、実際の胚の画像をお見せしながら具体的にご説明したいと思います。

胚盤胞のグレードの評価には、胚盤胞腔や、内側の内部細胞塊(ICM)、外側の栄養外胚葉(TE)という3つの状態を確認して行います。
例えば「3AB」という胚盤胞のグレードは、数字とアルファベット2つを指定して決定されていますので、画像とともにご紹介します。

最初の数字 →「胚盤胞腔」

[1] 50%以下
[2] 50%以上
[3] 全体に広がった
[4] 拡大し透明帯が薄くなっている
[5] 胚の一部が孵化を始めている
[6] 完全に孵化している


中央のアルファベット →「ICM(内部細胞塊)」

[A] 密である
[B] まばらである
[C] 非常に少ない


最後のアルファベット →「ICM(内部細胞塊)」

[A] 密である
[B] まばらである
[C] 非常に少ない


さらに当院の日本人スタッフが詳しく胚のグレードについて解説している4分ほどの動画をぜひご覧ください。



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