【Step 1】移植周期での生理が始まったら当院にメールでご連絡 ◉必須
移植周期での生理が始まったら当院にメールでご連絡ください。
当院で移植スケジュールを確認し、移植予定時期を定め、候補日をいくつかお知らせします。
しっかりとした出血があった日が生理1日目となります。
【Step 2】生理開始1日目〜3日目:バックアップクリニックでの「超音波検査」と「血液検査」 ●推奨
生理開始日(= 生理開始1日目)から生理開始3日目までの間に、バックアップクリニックで「超音波検査(エコー検査)」と「血液検査」を受けていただきます。
■「超音波検査」の目的と実施内容
・卵胞の大きさ・有無を確認し、自己排卵の可能性がないことをバックアップクリニックの医師とご確認ください。
・超音波検査の結果の画像を受け取られたら、スマートフォンで写真を撮って当院までメールでご送付ください。
■「血液検査」の目的と実施内容:E2、P4、Dダイマー
・「E2」「P4」の数値を測定し、不正出血ではなく生理初期の数値であること、そしてE2、P4の値から自己排卵の可能性がないことをバックアップクリニックの医師とご確認ください。
・「Dダイマー」の数値を測定し、血栓症の疑いがないことをバックアップクリニックの医師と確認ください。
※Dダイマーの数値が高い場合は、当院での移植後にヘパリン注射(別途費用)を打ち、妊娠初期の血栓を予防することとなります。
※ヘパリン注射費用:(600台湾ドル/本) × (2日に1本) × (1ヶ月分) = 9,000台湾ドル
「E2」「P4」「Dダイマー」の値は検査結果の用紙をスマートフォンで撮影し、当院までメールでご送付ください。
⇒ 超音波検査の結果、血液検査の結果を当院の医師らが確認し、移植周期として問題ないか確認を行います。
【Step 3】生理3日目:卵胞ホルモン服用・使用開始 ◉必須
1回目の来院時にお渡しする卵胞ホルモン薬の服用・使用を開始いただきます。
【Step 4】 卵胞ホルモン服用から10~12日目: 当院での診察
移植周期開始初期と同様に、今度は当院で「超音波検査」「血液検査」を実施します。
・超音波検査では、卵胞の大きさ・有無を確認します。また、子宮内膜の厚みを測定し、移植に十分な厚みがあるか確認を行います。
・血液検査ではE2値、P4値の測定をし、自己排卵していないことを合わせて確認します。
⇒ 移植予定日に合わせて黄体ホルモン補充開始日を当院から指示させていただきます。
もし、子宮内膜の厚みが十分でない場合は、移植予定日を数日後ろにずらすなどの対応をお伝えする場合があります。
【Step 5】 黄体ホルモン補充開始
黄体ホルモンを4~7日間補充いただき、胚の移植に向けて調整を行います。
【Step 6】胚移植
移植は10分程で終わり、その後は数時間ほど個室の休憩部屋でお休みいただき、最短で当日に帰国いただけます。
参考)移植日当日の流れ