卵子提供で出産された日本のお客様へのインタビュー
当院で卵子提供を受け、無事にご出産されたお客様にインタビューをさせていただきました。
今回は体験談という形ではなく、現在、不妊治療を続けている方や卵子提供を検討されている方、さらにはこれから卵子提供を受ける方に向けて、少しでもお力になりたいというお客様の想いでお話しいただいております。
日本では実際に卵子提供を経てご出産された方の話を聞く機会がまだ少ないのが現状です。
そのような中、当院としてもこのようなインタビューを通じて、安心して治療に臨み、夢を叶える一助になればという思いでおります。
お客様には掲載の許可をいただき、メールでのご回答のそのままの内容で掲載させていただいております。
① 台湾での卵子提供に至るまでの過程について
Q. 卵子提供を進める中で、不安や悩みを感じる場面はありましたか?
A. 私自身は28〜40歳まで名古屋の不妊治療専門のクリニックに通院していたのですが採卵で取れる卵の数も少なく、胚盤胞まで育って移植できるのは2個くらい(1回の採卵で2回移植)と厳しい道のりでしたので、どうしても第2子を願っていましたが叶いませんでした。
養子も検討したのですが、実子がいること、年齢などのためにそれも現実的に叶わないことがわかりました。(養子縁組は子供のためのシステムなので確実に成人まで健康で働ける夫婦、妻は専業主婦など細かい規定があります。)
卵子提供については詳しく調べたのはその後になってからでしたので、私には希望としか思えず、はやく子どもを持ちたい一心でコロナ明けで台湾に行けるのを心待ちにしていたくらいです。
40歳をすぎた私には日本で散々高刺激、低刺激と様々な治療を続けても着床できず、希望が持てなくなっていたので、着床率などの実績から希望を感じました。
② 卵子提供プログラムの流れについて
Q. ドナー選定や医療手続きなど、各段階を進める中でどのように感じられましたか?
A. ドナー選定は説明で聞いていたよりスムーズに決定できたと思います。
医療手続き(支払い、移植周期の薬の国際配送EMS)も問題なくスムーズにで、メールで細かく連絡があるので安心できました。
なにより移植がほとんど痛みを感じませんでした。
薬の内容ですが、日本では同じ量の薬は処方してもらえなかったので、EMSですぐに台湾から送って頂けたことで無事に移植できて感謝しています。
③ 家族や友人への共有について
Q. 卵子提供について家族や友人にどのようにお伝えしましたか? また、お伝えされた場合の反応はいかがでしたか?
A. 家族や親しい友人には卵子提供での妊娠出産をありのままに伝えました。
自分の年齢や今までの治療では叶わないけれど、同じアジア人の台湾の方から卵子提供を受けて移植をして無事に妊娠できたという風に結果で伝えた感じです。
誰の人生なの?私の身体だから私が決める。という強い意思がありました。夫も同じように子供を望み、台湾に行くことに協力的でした。
お舅さんは亡くなっていますがお姑さんには台湾に単身で移植に行っている間、上の子をみてもらったり、子どもが無事に産まれた後も大変だっただろうにありがとうと感謝され、家族みんなで祝ってもらい、本当に幸せを感じています。
④ ご自身の経験について
Q. 同じ状況にいる方に向けて、何かアドバイスや伝えたいことがあれば教えてください。
A. 私は卵子提供を受けて45才(46才目前)で無事に出産しました。可愛くて可愛くて仕方ありません。
3時間おきの授乳やミルク、お世話は上の子の時とは年なのか倍くらいしんどいですが、可愛いが勝ちます。
日本での治療は1回の採卵、胚盤胞までの培養、移植で50万から80万くらいかかり、その上、検査PTGAなど年齢的に制約がありできません。
大新生殖中心では年齢関係なくきちんとPGTA検査してくれた胚盤胞を移植してくれます。
なのでNIPT検査でダウン症やトリソミーの心配はまったくなかったので安心できました。
あと10年はやく大新を知っていれば育児ももっと楽だったはず!とまで思えています。
長く不妊治療していたので子どもを望むみんなに授かってほしい気持ちです。
大新のクリニックに行くと日本のクリニックとは全く違う明るい雰囲気にびっくりされるかと思います。希望を持って台湾に行かれることを強くお勧めします。
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